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  • ゴミ減量のカギは紙の資源化 街で聞いた正解者はゼロ、意外と知らないゴミの分別 名古屋市

    生活するうえで欠かせないゴミ出し。
    分別なんて当たり前、ちゃんと分別できている、と思っていませんか?
    しかし、名古屋市民の5人に1人しか正しく分別できていないといいます。

    ゴミといえば今から20年前、名古屋市内では、ゴミが増え続け処理場の不足が問題に。
    危機的状況に直面した名古屋市は、異例の「ゴミ非常事態宣言」を出しました。

    その後、指定ゴミ袋の導入やリサイクルの呼びかけなど、全国トップの早さでゴミ対策に乗り出し、ゴミの量を減らすことに成功しました。

    それから20年の節目を迎え、ゴミに関して名古屋市は新たな“課題”を抱えているというのです。それは、「分別率の低下」です。

    そこで、取材班は「卵のパック」「ペットボトル」「菓子の空箱」「メモ用紙」の4つのゴミを街の人にどう分別しているか聞いてみました。

    15人に分別をやってもらったのですが、全て正解した人はいませんでした。

    ちなみに一番多かった回答は、可燃ゴミに「菓子の空箱」と「メモ用紙」、資源ゴミに「卵のパック」と「ペットボトル」でした。

    これは、不正解です。

    正しい分別を名古屋市の担当者に教えてもらいました。

    「卵のパック」と「ペットボトル」は資源ゴミ。ここまでは、知っている人も多いのではないでしょうか。

    次は、お菓子の空箱。

    「これも資源になります」(名古屋市ゴミ減量部 谷川浩之 主査)

    実はこうしたお菓子の箱には、紙マークがついていて、リサイクルできることを示しています。

    そして、最後が「メモ用紙」。書き間違えたときに、ポイッとゴミ箱に捨てちゃう人多いと思いますが、正解は。

    「可燃ゴミに入れられる方が多いかと思うんですけど、紙袋に入れてリサイクルに出すと資源として有効に活用できます」(名古屋市ゴミ減量部 谷川浩之 主査)

    名古屋市では、メモ用紙やはがき、トイレットペーパーの芯などは、決められた日に各地域団体が回収します。紙も立派な資源ゴミなのです。

    市によると、昨年度の資源分別率は、空き瓶や空き缶、ペットボトルなどが80%を超える一方、お菓子の箱を含む紙製容器や紙パックは20%台だといいます。

    紙のリサイクルは、まだまだ浸透していないことが分かります。

    なぜ今、ゴミの分別が重要なのでしょうか。
    そこで向かったのは、名古屋市港区にあるゴミ処理場の南陽工場。

    「他の工場に比べると、3倍の能力があります。名古屋市内では一番大きい工場です」(名古屋市南陽工場 寄高正剛 工場長)

    南陽工場では、市内の約4割のゴミを回収し、処理しています。しかし。

    「来年度いっぱいで、休止するという計画になっております」(名古屋市南陽工場 寄高正剛 工場長)

    設備工事のため、約6年、停止することが決まっているのです。

    現在、名古屋市のゴミ処理場は5か所。

    南陽工場の停止に合わせ、新たに2か所の処理場が開設されますが、それでも南陽工場の処理していた量の全てはまかなえません。

    そこで、鍵となるのが紙の資源化を徹底すること。

    市は、メモ用紙などを資源分別するよう呼びかけ、大幅にゴミが減ることを期待しています。ゴミが処理できなくなる前に、分別方法の再チェックが必要です。

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    ゴミ原料のカギは紙の資源化 街で聞いた正解者はゼロ、意外と知らないゴミの分別 名古屋市
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    6分の動画・2019/3/4に公開

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