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  • ペンギンの引っ越し大作戦 ベビーラッシュへの期待 愛知・南知多ビーチランド

    愛知県美浜町にある「南知多ビーチランド」。ペンギンの引っ越し作戦に密着しました。引っ越しの狙いとは。

    「ごめんなさいね、お引越し中です」(飼育員)

    来園客の横をすり抜け運ぶ箱には、一体何が入っているのかというと“フンボルトペンギン”。

    ジタバタ抵抗しながらも、次々とプールへ移されていきます。

    元々暮らしていたプールを工事するため、仮住まいに移っていたペンギンたち。悠々と過ごしているように見える場所は、実はセイウチ用の屋外プールなんです。そしてこの度、おうちに戻れることとなりました。

    引っ越しは、ペンギンが警戒しないよう1羽ずつ静かに行われます。

    しかし、ペンギンを捕まえるのに飼育員は一苦労。ついには水を抜いてまで行われた引っ越し。約60羽を3時間かけて移動させました。

    久しぶりの我が家で、まさに羽を伸ばすペンギン。

    Q.これで引っ越しは終わりですか?
    「きょうは一旦おしまいです」
    Q.“きょうは”というと、まだ先がある?
    「そうなんです」(南知多ビーチランド 武沢幸雄さん)

    なんとペンギンたち、1週間後には次の引っ越しが決まっているというのです。

    今度の引っ越し先は、留守の間に増築されたエリア。今までのエリアと1本の赤い橋でつながっています。

    実はこの新エリアが、ペンギンたちの命運を握っているといいます。

    「順調にいっている(ペンギンの)繁殖をもっと広げていくために、場所をもっと増やすというのは、とても大事なことなので」(南知多ビーチランド 武沢幸雄さん)

    繁殖が順調なあまり、どんどん場所が手狭になっているビーチランドのペンギンたち。たくさんのペアが卵を産みますが、場所がないため限られた数しかふ化させられず、残りは諦めざるをえない状況が続いています。

    新エリアは、せっかくの卵をちゃんと育てられるように作られたもの。
    新しい環境ですが、警戒せず、移動してくれるのでしょうか。

    1週間後。ついに新エリアへの橋を開ける日が来ました。目標は?

    「10羽ぐらいが新しい場所にやってきて、エサを食べてもらえると初日は十分です」(南知多ビーチランド 武沢幸雄さん)

    果たして…。

    「出てきましたね、スムーズに出てきた。結構な羽数が前に歩いてきますね」(記者)

    入り口を開けるや否や、どんどんと渡ってきますが、
    「え、でも下りない。なかなか下りないですけど、後ろから押されるように…」(記者)
    「出すぎ、出すぎなぐらい出てきた」(飼育員)

    前は進まないのに、後ろからどんどん来るので、橋の上は大混乱。

    「あそこ(橋の先)まではいいんですが、その先(階段の下)がちょっと怖いみたいですね。下がっているのと、新しい場所の見栄えが違うので」(南知多ビーチランド 武沢幸雄さん)

    押し問答の末…、下りたのか落ちたのか1羽のペンギンが新しいエリアに入りました。それがきっかけになったのか、その後次々と降りてきました。

    するとわずか1時間後には、1組のペアが新エリアに巣を構えました。

    「かどを見ていただくと、2羽もう寄り添っている。あそこを巣としてしまって、私たちの場所ですと」(南知多ビーチランド 武沢幸雄さん)

    「(これまでは)限定したペアでしか繁殖できなかったが、繁殖するペアを増やしていきたい。(Q.ベビーラッシュは?)起きると思います!」
    (南知多ビーチランド 武沢幸雄さん)

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