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  • 飼育員の「スゴ技」の秘密 サルもペンギンも一瞬で見分ける 日本モンキーセンターと伊勢シーパラダイス

    サルやペンギンなど、動物の群れの中から一瞬で個体を見分けられる飼育員がいます。一体どうやって見分けているのか?その秘密とは。

    ワオキツネザルの見分け方

    愛知県犬山市の日本モンキーセンターにいる、長くてフワフワなしっぽが特徴の人気者“ワオキツネザル”。

    約20頭のワオキツネザル。一見すると簡単には区別がつきませんが、飼育員は…、

    「あの木の上で葉っぱを食べているのが、“レミントン”という個体です。こちらの手前に座っている個体は“ラッパ”という名前です」(市原涼輔 飼育員)

    1頭ずつ瞬時に名前と顔を認識した上で、毎日飼育をしているといいます。

    8歳のオスの「ナエ」。他のサルに紛れた途端、見分けがつかなくなってしまいますが、飼育員はどこを見て区別しているのでしょうか?

    「額の黒と白の“模様の違い”で見分けています。ナエの場合は他の個体と違って、“額の模様がぎざぎざ”しています」(市原涼輔 飼育員)

    確かに1頭ずつ額の模様が違います。一番右側が「ナエ」でした。

    “1頭1頭見分ける”ことは、サルたちの健康管理に大切なことだといいます。

    「ワオキツネザルは群れで飼育していますので、誰かが体調悪いときとか、けがをしたときに、すぐに治療してもらえるように顔と名前を覚えることがとても重要」(市原涼輔 飼育員)

    サルを正確に見分けることは、いち早くサルの異変を感じ取ることにつながるのです。

    難易度高いペンギンの見分け方

    三重県伊勢市にある伊勢シーパラダイスで撮影されたケープペンギンのエサやり動画。飼育員の会話を聞いてみると。

    「シャイン、ジョーちゃん、ウィーくん」
    「リオあげてます」

    「モコちゃん食べてますか?」
    「モコちゃんまだ」

    名前を呼びながらペンギンに魚をあげる飼育員。一斉に寄ってくるたくさんのペンギンも正確に見分けているといいます。

    「いつもは(魚を)10匹食べているのに、きょうは2匹しか食べていないと体調悪いのかなという気づきになるので、まず、1羽1羽見分けるのが(飼育員として)エサをあげる条件」(岡野好美 飼育員)

    しかし、飼育員でも迷うほど、ペンギンを瞬時に見分けるのは“至難の業”。

    ペンギンの腕には色付きのタグもつけられていますが、エサやりの際はこのタグを確認する時間はほとんどないそうです。

    基本的には体の模様やくちばしの大きさで瞬時に判断するといいますが、飼育員も最初は苦労したようで…。

    「(最初は)絶対に無理だと思いました。ぱっと見て、全羽同じに見えたので、(勉強用の)ノートがありましたね。2~3週間はかかっていたと思います」(岡野好美 飼育員)

    日々、動物たちを見分け、健康を第一に考える飼育員。“スゴ技”の数々は知られざる努力の賜物でした。

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    飼育員の「スゴ技」の秘密 サルもペンギンも一瞬で見分ける 日本モンキーセンターと伊勢シーパラダイス
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    5分の動画・2019/4/2に公開

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    https://www2.ctv.co.jp/news/
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