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  • 「土里夢」と書き「ドリーム」と読む 田舎のお惣菜屋さん 大人気の愛情料理の裏側

    時は「令和」の時代。
    「夜露死苦(よろしく)」、「愛羅武勇(アイラブユー)」こんな当て字が流行ったのは昭和の時代でしたが、岐阜県郡上市には今もありました。

    それは「土里夢」と書き、“ドリーム”と読むお店。その正体とは?

    早朝4時から大奮闘 「じゃがころ」作る元気いっぱいお母さん

    「土里夢」の正体は人気のお惣菜屋でした。従業員は地元のお母さんたちです。その働きぶりは…。

    午前4時、最初にやって来たのは「あっちゃん」。優しそうなお母さんです。
    あっちゃんが来て、わずか10分。5台のガスコンロは、あっという間に埋まりました。

    「おいなりさん」「お弁当の煮しめ」(あっちゃん)

    前日にある程度準備をしているといいますが、これは速い。
    さらに、あっちゃんの前には、これから火にかける鍋がずらりと並んでいます。

    そんなあっちゃんの得意料理のひとつが「じゃがころ」。一口サイズのじゃがいもを、皮付きのまま、砂糖としょうゆで煮る料理です。

    「これは何回も煮詰めて、あめ色になるまで煮る」(あっちゃん)

    鍋をこまめに返すことで、調味料を水あめのようにじゃがいもに絡ませます。
    重い鍋を火にかけ続けること約30分。キラキラと輝くじゃがころが出来上がりました。

    郷土料理「朴葉ずし」の達人 季節限定「煮えた」寿司とは?

    続いてやってきたのは、岐阜県の定番郷土料理「朴葉ずし」を作る「ひでちゃん」。

    「もう葉っぱが青くなってくるので、5升はやります」(ひでちゃん)

    土里夢の朴葉ずしは、具材の味がよくなじむように混ぜ込んでいきます。5升ともなると、混ぜるのも一苦労。

    そして、もうひとつポイントが。

    「郡上弁では“煮える”というんですが、(葉が)焼けてくるんです。ご飯の熱で」(ひでちゃん)

    ひでちゃんの手元をよく見ると、湯気の立つアツアツのご飯をのせています。

    包んだときにご飯の熱が葉に伝わり、香りがよくなる(=煮える)のだそうです。

    「6月下旬になると、保存用に冷凍しちゃうからこの香りは出ない」(ひでちゃん)

    香りの立つ「煮えた」朴葉ずしが食べられるのは、まさに今だけ。ひでちゃんの腕が光る、とても貴重なひと品です。

    「土里夢」に込めた思いとは

    午前8時。朝から丹精込めて作った料理が出そろいます。これらの料理は、岐阜県内4か所の商業施設だけでなく、郡上市内で移動販売も行います。

    どこへ行っても、移動販売車の周りにはお客さんがいっぱいです。
    「最高。外食より土里夢の惣菜が楽しみ」(お客さん)
    移動販売車を送り出したら、お母さんたちもようやく朝ご飯です。

    ところで、なぜ土里夢という名前にしたんでしょうか?

    「『土』を大切にして、『里』が活性化するように。『夢』は海外旅行と健康」

    地元を愛するお母さんたちの、夢が詰まったお店「土里夢」。これからも、おいしいお惣菜をいっぱい作ってくれそうです。

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    「土里夢」と書き「ドリーム」と読む 田舎のお惣菜屋さん 大人気の愛情料理の裏側
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    14分の動画・2019/6/18に公開

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    https://www2.ctv.co.jp/news/
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