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  • “街の電車を守る中学生” 養老鉄道を廃線にさせないため…中3男子生徒が奮闘!

    「私と同じ中学校にすごい男の子がいます。地元の鉄道を廃線にさせないために活動しています」(投稿:中学3年生のMさん)

    こんな情報が中京テレビ「あなたの真ん中取材班」に寄せられました。
    一体どんな活動をしているのか取材してみました。

    その男の子が住むのは岐阜県池田町。
    地元の人が通勤・通学に使う養老鉄道が走る自然豊かな街です。

    依頼にあった“すごい男の子”とは一体?

    情報をもとに駅を訪れると、駅の清掃活動をしている中学3年生の高橋秀歩(しゅうほ)さんに出会いました。

    一体、彼の何がすごいのでしょうか。

    「養老鉄道が、もしかしたらなくなっちゃうかもしれないって聞いたときに、自分にできることはないかなって考えて、駅の掃除を思いついて」(高橋秀歩さん)

    しかし、すごいのは掃除だけではありません。
    “養老鉄道への愛”がすごいのです。

    きっかけは、小学3年生の時。
    養老鉄道の利用者がピーク時の半分以下で、廃線の危機に直面していることを知りました。

    鉄道が大好きな秀歩さん。大きな衝撃を受けたといいます。

    「“大好きな鉄道がなくなるのはいやだ”という思いで、お父さんと一緒に調べたんやね」(秀歩さんの母 高橋弘子さん)

    養老鉄道を守るため、ほかのローカル線の現状も調べ、夏休みの自由研究にまとめました。

    「小学校の時は手書きだったので…」(秀歩さん)

    丁寧な字でまとめられたレポート。

    秀歩さんは、この活動を通じて、駅員から聞いたある言葉が今でも忘れられないといいます。

    「“電車が地域の毛細血管だ”、“電車が走っていることで地域が元気になる”。すらすら言えるぐらい頭に刻んでますね」(秀歩さん)

    中学生になってからも研究を継続。
    レポートの冊子は今年で10冊目となり、鉄道愛はとどまるところを知りません。

    2018年は養老鉄道を盛り上げるためのイベントなど、企画を50個提案しました。

    「中学生としての新しい見方も随所にみられて、逆にこちらが勉強になった」(養老鉄道 営業マネージャー 小林峰生さん)

    実はその中の一つが、今年7月に実現しました。

    「思いもよらなかった企画の一つではありますね」(養老鉄道 小林さん)

    こだわりの企画が、車内で楽器を演奏し、みんなで楽しむ“おんがくれっしゃ”。


    参加者からは大好評でした。

    「遠くからわざわざ乗りに来てくれたり、本当にやってよかったなと。(秀歩さんは)すごくありがたい存在」(養老鉄道 小林さん)

    秀歩さんの活動は評判となり、養老鉄道についての講演を依頼されるようになりました。

    この日、地元・池田町の公民館をのぞいてみると、7年かけて調べた知識を映像などを使い、丁寧に説明していました。

    さらに、クイズなどを盛り込み、参加者の興味を引くなど、さまざまな工夫が凝らされた講演となっていました。

    “養老鉄道を盛り上げたい”秀歩さんの挑戦はこれからも続きます。

    中京テレビ「あなたの真ん中取材班」では、皆さんが暮らしの中で感じた疑問やお悩みを取材し、よりよい社会の実現を目指しています。

    詳しくは「あなたの真ん中取材班」ホームページをご覧ください。

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    “街の電車を守る中学生” 養老鉄道を廃線にさせないため…中3男子生徒が奮闘!
    中京テレビNEWS
    5分の動画・2019/11/29に公開

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    https://www2.ctv.co.jp/news/
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