• 中京テレビNEWS
  • 観光客誘致の起爆剤になるか「西尾かき氷」 地元企業のカフェ事業進出も 愛知・西尾市

    愛知県西尾市。西尾といえば、“抹茶”という名産物がありますが、“西尾かき氷”という新しい名物が生まれています。
    西尾の食材を使った独創的でフォトジェニックなかき氷だということなのですが、いったいどんなかき氷なのでしょうか。

    15日、私たちが訪ねたのは愛知県・西尾市にある抹茶のお店「松鶴園」。喫茶コーナーをのぞいてみると…

    次から次へとお客さんの元へと運ばれるかき氷。しかも、どれもこぼれ落ちそうなほど、沢山のトッピングが乗った、一番高い商品です。

    「“映え”ですよ、“映え”(カシャッ)」(かき氷を注文した客)

    注文が集中しているこの「西尾城 極み」は、「西尾かき氷」のひとつ。

    「西尾の食材を使った、独創的でフォトジェニックなものを“西尾かき氷”といいます。若い女性に食べてもらいたい」(西尾市観光協会 常務理事 森隆司さん)

    現在、西尾かき氷を提供している店は15か所。

    他にも、ムースは一番茶、シロップは二番茶で味の違いを楽しめるようにしたものや、抹茶メロンパンが器になったもの。さらには、西尾産のブルーベリーや塩を使ったものまで、沢山の独創的なかき氷が。これを新しい西尾の名物にしようというのです。

    年間330万人の観光客が訪れる西尾市ですが、若い女性はアートの島・佐久島には行くものの、西尾市にはあまり来ないというのが現状です。

    「佐久島と同じことが、この“西尾かき氷”で起きないか。起こしたい」(森さん)

    消費が活発な若い女性層が、珍しいかき氷をきっかけに西尾を訪れてくれれば、彼女たちがさらにその魅力を拡散してくれるはずだと考えているのです。

     

    ==「将来的にはバスツアーも」==

    続いて訪れたのは、同じく西尾市の「キングファームカフェ」。

    「お待たせしました、100%削りイチゴのかき氷です。イチゴを丸ごと凍らせて削ったものです」(スタッフ)

    1皿に使われているイチゴは、なんと、およそ15粒!旬に採り、冷凍しておいたものを削って作る、イチゴ100%のかき氷です。練乳をかければ、キラキラと写真映えもバッチリ。

     

    すぐ近くに農園を持ち、そこで栽培したイチゴを使うこちらのカフェ。しかし、責任者の方と名刺交換してみると…

    「え!?試作、開発、金型部品…どういうことですか?」(佐野祐子アナ)

    「自動車部品の精密部品加工を行っている会社で経営しているカフェになります」(大野精工 事業部長 大野龍太郎さん)

     

    2001年に創業した大野精工。製造業とかき氷の意外なコラボのきかっけは、あのリーマンショックでした。

    「リーマンショックの翌年に売り上げが約半分になりまして、その際にもう1本事業の柱が欲しいなと」(大野さん)

    景気の影響を受けにくい、もう1つの経営の柱を探す中、目を付けたのが「農業」。後継者不足で悩む地元の人々から施設などを譲り受け、トマトやイチゴを栽培、カフェを開くまでに至ったのです。

    農業・カフェ事業を育てるべく、このかき氷にも期待がかかります。

    「将来的にはバスツアーのような形で大きく来て頂く、それぐらいのことを考えています。そういったひとつの起爆剤に(かき氷が)なればいいかなと」(大野さん)

    様々な狙いが渦巻く「西尾かき氷」。地元の味とインパクトで一挙両得となるのでしょうか。

    4848:111649
    観光客誘致の起爆剤になるか「西尾かき氷」 地元企業のカフェ事業進出も 愛知・西尾市
    中京テレビNEWS
    5分の動画・2018/6/19に公開

    中京テレビNEWS
    http://www2.ctv.co.jp/news/
    愛知・岐阜・三重の最新ニュースをいち早くお届けします。

    ナゴヤ発!TV配信サービス