• 芸能界鉄道研究会 鉄研
  • 新しい伝説が生まれた!「芸能界鉄道研究会 鉄研2018」2018年2月3日放送分

    2009年3月29日に1回限りの単発番組で放送され、その時のあまりの反響に同年12月4日から2010年1月29日まで全8回にわたりレギュラー放送された鉄道バラエティー番組「芸能界鉄道研究会鉄研」

    当時、中京エリアのローカル放送とは言え、これが本当に地上波放送の番組かと話題になり、その後番組は、関東・関西の独立局でも放送され、名古屋の鉄道の話題を全国区に押し上げるとともに、伝説の“鉄道バラエティー番組”となりました。

    当時のレギュラー出演者だった南田裕介氏はこれをきっかけに「笑神様は突然に・・・」の鉄道BIG4に選任されたそうな。芸能プロダクションのマネージャーにも関わらず表の顔になったのは多分、彼が芸能界では初の快挙でしょう。

    さて今回の番組のポイントは中京テレビのある「ささしま」へのこだわり。

    「名古屋市中村区平池町4-60-11」、これは中京テレビの住所です。同じ平池町内には近鉄の米野駅があり、米野車庫も洗車機のある辺りは同じ町内です。勿論その手前にある近鉄名古屋線、JR関西本線、あおなみ線は町内を走っており、JR東海道新幹線、JR中央本線、東海道本線、名鉄名古屋本線も平池町内を走っています。

    《潜入!全部見せます近鉄米野車庫》

    近畿日本鉄道株式会社冨吉検車区米野車庫。毎日、中京テレビから見ているけど、何をしている車庫かが謎?特急専用の車庫とは聞いていましたが…。

    ということで今回の番組で、どうしても取材したかった町内のスポット。しかしこれまでここ米野車庫をメディアで見たことはなく、近鉄主催のツアーでも昨年、1回はここを見学するコースがありましたが、車内から洗車体験や側線の見学があったのみ。果たして出演者陣を引き連れての取材がOKされるかどうか?

    これまで取材が入っていなかった理由は、まず車庫内がとにかく狭いこと。鉄道事業者の使命である安全第一、定時運行が最優先のため、部外者が入ることには慎重だったと推察できます。

    そして近鉄名古屋に発着する特急は、一部を除きここ米野車庫で整備をしており、単純計算で1時間に4本の列車が出入りする『忙しい』車庫であること。駄目で元々と思いつつ、取材申請をしたところOKが出て、それも5人の出演者、カメラ2班+制作スタッフという大所帯での入場の許可が出ました。

    まず車庫内を歩くだけでも出演者陣のテンションは上がりっぱなし。何せ電車が近い!

    アーバンライナーでの洗車機通過はよもやの運転室内立入OK!車庫内ということで許可されたのですが、鉄道趣味を持つものとして、動く電車の運転室に入るとことほど嬉しいことは無いはずです。

    アーバンライナーでは先頭車の手洗い、ヘッドカバーの交換、おしぼりの補充をし、その後は「パンタ上げ!」。最後は米野車庫だけの「出る電」スポットへ。番組中でも触れていますが、ここでロケ時間は大幅に延長につぐ延長。

    新幹線、あおなみ線、近鉄線の3つが揃う黄金の瞬間は撮影できなかったものの近鉄+新幹線を見ることができ、それにて終了。

    さて収録中にもかかわらず、カメラで車庫内を撮影する出演者陣。趣味と仕事の境目は全く無し。普通の番組では考えられないその姿!

    《オリジナル電車DEカラオケで遊ぼう》

    • 近畿日本鉄道の観光特急「しまかぜ」

    観光特急。いやっ展望特急と言って良いほどの眺望を誇る『しまかぜ』。鉄道カラオケがブームとなる中、その先頭車からの展望をビデオ撮影し、カラオケで楽しもうというのは誰しも思うところでしょう。

    しかし近鉄名古屋を出ると終点までは2時間1分の行程。全編をやっているとそれだけで番組が終わってしまう。というか時間が足りない。なので、①近鉄名古屋の出発、②車掌さんのアナウンスはないけれど前面展望が楽しい伊勢中川駅に絞り、中京テレビのオリジナル「電車DEカラオケ」を作りました。

    近鉄名古屋の出発時は、運転士さん、車掌さん以外にも自動音声による英語、中国語、韓国語のアナウンスがあるのですが、さすがに今回は断念しました。今後、もしカラオケの会社から映像使用のオファーがあれば、その時はフルバージョンにチャレンジしたいですね。

    因みに展望ビデオのカメラのセットは、本線に出る前の冨吉車庫内。本線運転中は安全上、保安上の理由で運転室に入れないためだからですが、約2時間半にわたって録画できるように記録メディアとバッテリーを用意するのが大きな課題でした。特にバッテリーはいわゆるカメラ用のものではなく、照明さんが使うハンディータイプのバッテリーを交流電源にインバートして使いました。照明で使うと長くは持ちませんが、カメラの電源としては余裕で最後まで問題なく使えました。

    またしまかぜの先頭車のガラスは斜めになっており、カメラをそのまま据え付けると光の反射が写り込み、特に近鉄名古屋駅出発時のトンネス内ではほとんど何が写っているのか分からない状態になることが危惧されました。そのため、レンズ全体を黒布で覆い、それを前面ガラスに貼り付け、写り込みを防ぎました。

    《乗れない電車に乗り、乗れない路線を走る!》

    名古屋市営地下鉄桜通線では日常的な電車の検査は徳重車庫で行っています。しかし月検査、重要部検査、全般検査は徳重車庫ではなく鶴舞線の日進工場で行います。そのため桜通線の赤い電車を青い電車の走る鶴舞線で時々見かけることになるのですが、どこで両線は繋がっているのでしょう?それが丸の内駅。その渡り線を今回取材。ニュースではなく、情報番組でもなくバラエティー番組での取材は今まであったのでしょうか?鉄道を愛する者がその渡り線を乗車するとどう壊れていくかをお楽しみください。

    ところで放送ではカットしていますが、徳重車庫~徳重駅の構造は複雑。取材班が電車の乗り込んだピット線を出ると一旦引き上げ線に入り、スイッチバックで徳重駅の奥にある留置線へ。そこからまたスイッチバックで駅のホームにやっと到着。

    また桜通線丸の内駅名古屋方面ホームでも本線上からバックして引き上げ線に入り、そこから鶴舞線の丸の内駅赤池方面ホームに入り、最後に進行方向を変えて日進工場に向かいます。

    そうした線路の配置から桜通線徳重車庫と日進工場の間を走る電車は、両方の運転台に1人ずつの運転士さんが乗務しており、回送列車はツーマンという普段見られない光景が展開されています。

    《議論百出、「俺の一枚」はこれだ》

    出演者が撮影した思い入れのある一枚をみんなで見ながら語り合う「俺の一枚」。撮り鉄さんならコンクールに出品されるような素晴らしい写真が展開されるのでしょうが、ここではたまたま出会った電車や偶然の人との出会いが生んだ「得難い思い出」を作ってくれた一枚。渾身の鉄道写真とは一味違う、自分の記憶を揺さぶった一枚を見ながらその理由を語るコーナーです。

    さて中川家剛さんが選んだ「俺の一枚」は、撮り鉄の技術スタッフが撮影したここ「ささしま」を通った「SLあおなみ号」。今はグローバルゲートが建っている、5年前は空き地(その時の指定の撮影場所)だった場所から撮影した一枚でした。

    さて今回の「芸能界鉄道研究会 鉄研2018」。今回というより今回もディープなネタに狂喜乱舞の出演者陣vs.中川家剛さん。他の鉄道番組にない味付けがそこにあります。鉄道が好きな方にはより鉄道に興味を持ってもらえるように、そして鉄道に興味がない方には、「そういうことを面白がる人がいるんだ」と鉄ちゃんの姿を楽しんでもらおうという番組の姿勢は一貫しています。情報で遊ぶバラエティーがあってもいいと思う!

     

    プロデューサー 稲見 眞一

    (出演)

    中川家(剛・礼二)

    南田祐介(ホリプロマネジャー)

    久野知美

    タックイン三根孝彦

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